2009/10/30 (Fri) 06:00
昨日は、雇用管理についてのお話を聞いてきました。
パートさんの活用とその際の法令上の注意点についてです。
正社員と非正社員については、様々な角度から議論されています。
格差の問題、契約の問題、待遇の問題、安定の問題・・・
数えたらきりがありません。
終身雇用の崩壊や、景気悪化による雇用機会の消失、働き方の多様化など
非正社員が増加する理由も様々です。
このところ、非正社員の中でも、パートさんとして働く方が増えているそうです。
サラリーマンの奥さんが家計の足しにするためにパートにでるというケースが増えています。
「男性(正社員)の収入が減り、不安定だから」が、非正社員の増加理由となっているのです。
労働市場においても、供給側が増えれば、賃金は低下傾向に進みます。
まさに賃金デフレに陥ります。家計に対し、モロに悪い影響を及ぼします。
雇用に関することで何でもめるかというと、働き手に辞めてもらうときが最も多くなります。
パートさんといえども、きっちり手順を踏んで双方納得の上で辞めていただくことをしないと
あとで大変なこととなってしまいます。
社長さんの中でも、そこら辺の意識が薄い方がたくさんおられて、トラブるケースが多いそうです。
以前のように、片手間で働くパートさんが多ければ多少のことがあってもモメることはありませんでした。
しかし、ここ最近では生活のために働く方が多くなり、本筋から逸脱したやり方をされると
はっきりと主張してきます。
今の不況下、やむ負えない事情もあります。
したくもない決断をしなけらばならない時が来るかもしれません。
その時が来ても大丈夫なように、今一度労働基準法と自社の就業規則を見直してみてはいかがでしょうか。
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