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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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72:【役割を変えましょう】

2009/11/16 (Mon) 06:00
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                  日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」
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 今週は、「食あり、ニッポン」と題された食にまつわる連載の中で、外食産業に関しての話が掲載されていました。
 ハンバーグというメニューを通じて、「ロイヤルホスト」、「すかいらーく」、「ジョイフル」という3つのファミリーレストランチェーンの戦略の違いが詳細に語られています。

 かつて、ファミリーレストランで食事をすることはあこがれであり、特別な日に食事をする場でした。私もたくさんのメニューの中から好きなものを選び、お腹いっぱいになるまで食べられるということがとてもうれしかったことを覚えています。
 その歴史は、1970年の大阪万博にはじまると言われています。1950年に福岡で創業したロイヤルが大阪万博に4店舗を出店し、6か月で11億円、ステーキとハンバーグをそれぞれ連日2000枚ずつ売り上げたと言われます。
 これをきっかけにファミリーレストランがチェーン展開を始め、その市場規模は30兆円にまで広がりました。
 ファミリーレストランは、町の飲食業を「外食産業」という立派な産業に育て上げたということができます。
 それがファミレスの担ってきた「役割」でした。

 そのファミレスが経営不振にあえいでいます。
 ロイヤルは、不採算店60店舗を閉鎖する大リストラ中。
 すかいらーくは、MBOをめぐってのゴタゴタの末、「すかいらーく」という看板を下げ、全店ガストへ転換しました。
 ジョイフルは、昨年の赤字転落を受けて創業社長がその地位を降りたとのことです。
 なぜ、ファミリーレストランはこのような道を歩むこととなってしまったのでしょうか。
 先ほど、ファミリーレストランの担ってきた役割について述べました。
 ファミリーレストランアは、時代の流れとともに舞台が変わったにも関わらず、今までの役割を演じ続けたからだと思います。
 ちぐはぐなセリフ、周りと合わない立ち回り、場違いな衣装・・・・
 脚本もセットも役者も異なる舞台で、自分の役割を変えることができなかったので舞台からの退場を迫られているのです。
 「プロダクトアウトの発想からマーケットインの発想に変わっていかなくてはならない」(ロイヤルの佐々木社長)
 「これまでの経営はマーケティング不在だった。顧客データの分析や活用をもっと進めていく」(すかいらーく 梅木社長)
 「外食の物流は遅れている。ドラスチックに変革しないと利益がついてこない」(ジョイフル 長尾社長)
 これらのコメントは、各社が自社の課題と思われることを述べたコメントです。
 驚きです。
 これらは、消費者との接点を持たない開発メーカーの自責の弁ではありません。毎日お客様が来店し、食事とサービスを提供している外食産業のトップの言葉です。
 他業界に比べ、1歩も2歩も遅れているというのが実態です。
 役割におぼれ、舞台の変化に気づかず、観衆の反応にも耳を傾けなかったツケを今になって払わされているのではないでしょうか。

 少々厳しい内容となってしまいましたが、このようなファミリーレストランチェーンがどれだけの規模で進出してこようとも敵じゃありません。
 やるべきことが分かっており、実践に取り組んでいる我々中小・小規模の飲食店の方が強いです。
 大丈夫です。大手だってこの程度です。
 自信をもってお客様の要望に応えていきましょう。

 負けるはずがありません。
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テーマ : ☆経営のヒント☆ - ジャンル : ビジネス


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