2010/03/31 (Wed) 06:00
昨日は、昨年からお付き合いのある社長さんのところにお伺いしました。
お話する中で、組織として活動する上での「役割」についての話題となりました。
社長さんは、ある社員さんが期待していた役割とは異なる行動をとっていたことにショックを受けたそうです。
その社員さんは、自分の役割の自覚が少なかったことが原因でした。
社長さんのお話を聞きながら、「役割」について以前勤めていた会社で
上司から言われたことを思い出しました。
「組織の中では、それぞれ担うべき役割がある。
課長は課長、部長は部長、それぞれの役割があって、それを演じ切らなければならない。
心の中では、違うと思っていても、役割として言わなければならないことは言わなければならないし、
やりたくなくてもやるべきことをやらなければならない」
仕事をするうえでは、個人と役割はきっちり区分して、その役割を演じきる必要があるのです。
会社としてこうすると決めた以上、上司としてはそれを否定してはいけません。
もし否定するなら決める前に否定すべきです。
部下から不満が出た際には、部下と一緒になってグチるのではなく、
会社としての考え方ややり方というものを教えていかなくてはなりません。
誰も嫌われたくありません。
ただ、役割上部下を叱らなければならない時は、きちんと叱らなければなりません。
それができないと、強い組織にはならないのです。
仲良しクラブになってはいけないのです。
役割は仕事上のものだけではありません。
家族、チーム、地域などの中でそれぞれ担うべき役割があります。
皆さんの役割はなんですか?
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