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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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207:【密集に突っ込むか、スペースでフリーになるか】

2010/05/17 (Mon) 06:00
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               日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」 041号
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        「日経ビジネス2010年5月17日号 no.1541
              『空きに鉱脈あり~閑古鳥が産み落とすニュービジネス』」より



 景気の低迷は、二つのものを産み出しました。ひとつは、ひとつの仕事にたくさんの業者が群がり値段を叩きあう「密集」。もうひとつは空き地、空き時間、空き人といったさまざまな「空き」。
  この「空き」を賢く活用している企業があります。アイデア次第で負担と思われていたものがおカネを産み出す有望市場に変わるのです。
 サッカーの世界も同じく、スペースをどう産み出しどう使うかが勝敗の行方を左右します。プレー中のひらめき、アイデア、トリックが人々を興奮させます。
 今週の特集は、一見無駄に見える「空き」に焦点を当て、新たな価値を産み出している事業についてです。サッカーと同様、スペースに勝機を見出し、人々を興奮させることができるのです。

 「フィルカンパニー」は、都心の一等地にあり一時的な遊休地活用の手段としてのコインパーキングに着目し、転用が見込めずそのままになっている場所に付加価値をつけようと挑んでいます。
 既にコインパーキングとして活用されている場所に、駐車場部分はそのままに、その上に建物を建てます。一階部分が駐車スペースで、2階以上に入居者を募って賃料を回収します。利用期間を10年程度に考えているので、建物の作りは簡素です。それによって建設費用も押さえられ、入居者も家賃負担が少なくて済むのです。
 都心の良い立地にあるコインパーキングに、違和感を覚えることがあります。それは、周辺を空中のスペースを有効に利用している高い建物に囲まれた中で、駐車場だけは地べた部分のみの利用でぽっかりと空いているからです。間の抜けた空間になんとなく違和感を持っても、それを有効に活用しようという発想は生まれませんでした。この企業の社長さんは、そこに勝機を見出しました。

  福知山にある「スーパーマーケットNISHIYAMA」は、年商73億円、社員100名の比較的小規模なスーパーですが、PB商品を300種類以上開発しています。その作り方は、全国に散在する小規模食品工場の閑散期に焦点を合わせて生産の依頼をしています。
 春以降に閑散期にはいるそうめん工場ではうどんを、4,5月に稼働率が落ち込む鍋つゆ工場ではちゃんこ鍋のつゆを、8月から11月に稼働が集中する鮭を炊く工場では2月に昆布を炊いてもらうと言った具合に、工場の技術力と開発力を利用し、素材をおいしく、しかも安く加工してもらうために工夫しています。閑散とは、本来工場側の問題であるのですが、この会社の社長さんは、こちらからの提案で有効活用しようという発想です。

 「軒先ドットコム」では、ビルの軒先や解体が決まっているビル、個人の駐車場やマンションの屋上など通常の賃貸物件としては流通しない場所ばかりを集めたウェブサイトを開いています。
 ランチタイムに出現する移動販売カ―、多額の保証金は払えないけれども「とりあえず店を開きたい」といったショップオーナーなどが利用します。車一台分のスペースで商売できる人や商売を小さく始めたい人達のニーズと、空きスペースや売れない物件で少しでも収益を上げたい地主さんを見事にマッチングさせました。
 必要なスペースの大きさは人それぞれ異なります。そこに着目し、「空き」を有効利用するという発想です。

 「北海道」という居酒屋チェーンを展開する「コロワイド」は、「宴会は夜」という常識を覆し、昼宴会のサービスを開始しました。早朝勤務で午後が仕事明けになる会社勤めの人たちや、夜はおうちでご飯の支度が忙しい主婦、時間に余裕があり込み合う夜にわざわざ宴会を開く必要がないシニア層といった人たちが利用しています。
 ランチメニューをそろえる居酒屋はありますが、稼働率は思うように上がらないそうです。特に靴を脱がなければならない座敷の店舗では、忙しいビジネスマンに敬遠されてしまいます。生活パターンが多様化している中で、今まで稼ぎを産まなかった「空き時間」を有効活用する発想です。

 成熟経済の中で、生き抜くヒントがここにあります。
 私たちは人が群がる方にばかり目が向いてはいないでしょうか。私のサッカーのスタイルは、ドリブルで密集地帯に突っ込んでいき、ゴチャゴチャの中をかわしていくというスタイルでした。私がサッカーで伸びなかった原因はそこにあるのかもしれません。
 ボールから離れ、相手の背後に回り、誰も気がつかないスペースを見つけてそこで勝負する。
 うまくいけばドフリーでシュートが打てますし、打てなくても相手に寄せられるまでに時間があるので、自由に次のプレーに移れます。
 ビジネスでのオープンスペースを見つけましょう。「空き」に着目し、知恵を絞るのです。
 みなさんは、そのスペースに向けてどんなキラーパスを放つのでしょうか。

つぶやき始めました。
http://twitter.com/m9consulting
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テーマ : ☆経営のヒント☆ - ジャンル : ビジネス


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