fc2ブログ

カレンダー

11 | 2010/12 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

フリーエリア

351:【Can you speak English?】

2010/12/06 (Mon) 06:00
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
               日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」 069号
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

                 「日経ビジネス2010年12月6日号 no.1569
            『楽天、ユニクロではわからない~英語で会社を伸ばす方法』」より

 「楽天」や「ユニクロ」が、「社内公用語を英語とする」と宣言したことが話題を呼んでいます。
 個人的には、何も全社的にすることはないと思います。なぜなら、日本で仕事をする上で、英語を必要とする人は一部分でしかないからです。
 しかし、この考え方は間違っているのかもしれません。一部の人は既に気が付いているのです。「英語が話せなければ仕事が無くなってしまう」ということを。

 私は、小学校1年生で英語の塾に通わされました。しかし、英語が話せません。
 私は、中学校に上がる前、隣に住む大学生のお兄さんに英語の家庭教師をしてもらいました。しかし、英語が話せません。
 私は、中学1年から大学4年までの10年間、英語を学びました。しかし、英語が話せません。
 私は、英語教育で有名な大学に入学しました。しかし、英語が話せません。
 私が就職したのは、海外の商品を多く手掛ける商社でした。しかし、英語が話せません。
 いったい、これは何なんでしょうか。英語を学習してきた事実を疑います。英語教育の意味がわかりません。
 仕事上で、全く成果の出ない事を何年も続けている部下を見て、上司や経営者はなんというでしょうか。
 おそらく「そんな意味のないことはやめて、別のことをしろ」というと思います。
 しかし、私達は、半ば強制的に、おそらく多くの人が私と同じような道を歩み、その結果として私と同じような状況にあるのではないでしょうか。
 国家レベルで莫大なムダを産み出していることとなります。
 しかし、こう言っていられるのも長くはないかもしれません。英語を話すことができなければ、仕事を得ることができない時代がくるかもしれないのです。
 今週の特集は、いち早く「英語化」に取り組んだ企業の特集です。成功のヒントを探り出します。

 コネクターやリモコンなどを製造する会社「SMK」は、全国、全世界の従業員が参加する研修会議の冒頭に、全員が社歌を斉唱し、企業理念と行動指針を唱和することが慣習となっています。昭和をほうふつさせるメロディーに合わせて歌うのは、英語の歌詞です。10年前に、日本語に加えて英語も社内公用語とした際に、英語版を作りました。企業理念も行動指針も英語です。
 とはいっても、なにからなにまで英語にしているわけではありません。日本に外国人が赴任する時は、日本語の研修を受けさせます。英語を社内公用語とする一方で、普段はもう一つの公用語である日本語を使います。その場で最も効率的な言葉を使うことを基本としているからです。
 TOEICで730点以上取れば月々1万円、590点を超えると3000円の手当がもらえます。英語学習に力を入れつつ、日本語から離れるわけではない理由は、英語ができるから仕事ができるとは限らないからです。社内調整や交渉、市場分析、提案力といった仕事は英語力とはかけ離れたところにあります。
 英語の勉強を勧めても業務の本質を見失ってはいけません。この会社は、そこを見誤っていません。

 ベアリング大手の「日本精工」は、トップが外国人に変わったことをきっかけに英語が部内公用語となりました。全社ではなく、部門内だけの公用語です。
 「私は日本語がわかりません。私への報告はすべて英語でお願いします」
 ドイツ人として自動車部品本部長のトップにたったシュナイダー氏は、最初のあいさつでこう言ったそうです。
 部員は毎月の会議で英語対応に追われます。英語だけで話し合い、出席者全員が英語で発言しなければなりません。毎回3時間はかかります。時間も労力も余計にかかります。
 ただ、この会社のすごいところは、英語での間違いを全く問わないことです。単語や文法を間違えても伝われば全く問題はありません。英語は単なるコミュニケーションのツールでしかないので、英語の資格試験で基準を設けることはしません。英語が得意な社員が優遇されるわけでもありません。

 味噌の出荷量でマルコメ、ハナマルキに次ぐ国内第3位の「ひかり味噌」は、海外業務に携わる従業員に、「TOEIC700点を二年以内に取得できなければ在籍不可」という厳しいミッションを課しています。
 味噌メーカーがなぜこれほど英語を重視するのでしょうか。
 味噌といえども、原料の大豆はほとんどが輸入品です。米国では大豆は健康食品と認識されていて、味噌汁は、「MISO SOUP」と呼ばれて定着しています。
 味噌は海外とのつながりが深いのです。そんな中で英語ができなければ、得られる情報量が圧倒的に少なくなってしまいます。英語強化は、社員が自力で海外情報や商品動向を得るためのステップなのです。

 「10年前に英語を公用語化せず、国内のマーケットに依存していたら、リーマンショックの影響をもっと大きく受けて生き残っていなかった可能性もある」
 「海外展開を進めている企業が、英語をオフィスで使うことはとても重要である。それが取引の拡大につながる」
 「いい原料を調達できるかは社の将来を左右する。また、現地で消費者ニーズをつかむことも欠かせない」
と、3社はいずれも、英語が仕事の獲得につながっていることを示唆しています。国内のマーケットが縮小し、海外との取引が不可欠となった今、英語を話せなければ仕事に関する情報が得られなくなってしまうのです。

 最後に英語上達の心得として、
①通勤時間をうまく利用する。まずはたくさん聞くこと。インターネットなどにある無数の音声素材を活用する。
②恥ずかしいと思わずに常に積極的な行動をする。話してみてたくさん間違えることが重要。間違いにこだわるより、伝わることの大切さを体感する。
③学生時代の不勉強を嘆かない。試験でのスコアに自己満足するのではなく、「身についたかどうか」「使えるレベルかどうか」を確認する姿勢で、勉強を続ける。
としています。

 私は、大学の卒業旅行を、友人とともにいく旅行でなく、ロサンゼルスでの1ヶ月間のホームステイを選びました。
 日本へ帰る際のお別れパーティーでスピーチをしたとき、このようなことを述べました。
 「It was so easy for us to come here、but harder to leave.」
 これを聞いたホストファミリーは、「まるで大統領のスピーチのようだ」と言ってくれたのを覚えています。
こんな私でも、この時は間違いなく英語を話し、理解していたのです。

 やはり、機会と環境の問題なのでしょうか。
 試しに家庭内公用語を英語にしてみます。
 3時間ともたないことは目に見えています。
 Can you speak English?


今週の名言:われわれは失敗にも報酬を与えている。機能しない照明器具をつくったチーム全員にテレビセットを贈ったこともある。そうしないと、社員は新しい挑戦を避けるようになる ~ ジャック・ウェルチ


スポンサーサイト



テーマ : ☆経営のヒント☆ - ジャンル : ビジネス


メルマガバックナンバーコメント(0)トラックバック(0)|

ブログ TOP