2012/02/07 (Tue) 06:00
8か月続いたコンサルが終了しました。
卸売業が小売業に変態する革新プログラムのお手伝いです。
社長さんに最初にお会いしたのは、昨年の6月1日のことでした。
卸売業の構造的な不況に悩む社長さんは、小売業への進出を考えていました。
しかしその考えは、卸業務にどっぷりつかった従業員さん達には理解してもらえませんでした。
「また社長の道楽が始まるよ」としか捉えられなかったのです。
そこで、社内から精鋭を集め、プロジェクトチームを組みました。
卸から小売りに進出するためのチームです。
集まるたびに、社長は繰り返し繰り返し小売への進出の必要性とこのままではいけない理由について説明していきました。
毎回です。
言葉を変え、たとえを変え、同じ内容を繰り返し伝えたのです。
ようやくチーム内の意識が統一されたと感じられたのは、秋のことでした。
しかし、そこからが早かったです。
新店の話が舞い込んでくると、それに向かって店舗作りが一気に進みました。
昨日行った私が関わる最後のミーティングは、新店のオープンに向かってやるべきことを整理し、大きなハードルがないかを確認するだけのことでした。
ものすごく手ごたえのあるコンサルティングをさせていただくことができました。
このコンサルには、大先輩の先生がずっと横についてくださったので、とても安心して取り組むことができました。
いわゆるOJTです。
独立して仕事をする中で、OJTが受けられるとは思ってもみませんでした。
この事業がうまくいくことを信じています。
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