2012/05/31 (Thu) 06:00
私がお手伝いさせていただく仕事には、食品関連のものが多くあります。
その大半は賞味期限が比較的長い加工食品の商品開発や販路開拓なのですが、今お手伝いさせていただいている仕事の中に、「販売期限一日」というものがあります。
その日に作ったものをその日中に売り切るという感覚は、加工食品ばかりを取り扱ってきた私には脅威にしか思えません。
閉店が夜8時だとしたら、8時の時点で売り切れているのが理想です。
しかも機会ロスを考えると、8時ちょっと前まではお客さんが欲しいと思う商品が揃っている状態で、最後のお客さんが残っている商品をすべて買い取ってくれることがベストです。
しかし、そのようなことは現実的にありえません。
やはり商品の廃棄ロス、あるいは販売の機会ロスが発生することを前提にしなければならないのです。
売り切り御免の単発の催事ですら、上手に着地させるためには非常に苦労します。
それを毎日行っていくには、それ相当の覚悟と作戦が必要となります。
このお仕事の本質的なテーマが見えてきました。
廃棄ロスと機会ロスの帳尻をどうやって合わせていくか。
やりごたえがあります。
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