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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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820:【やってしかるべきこと】

2012/11/09 (Fri) 06:00

市場でマグロの仲卸を営む社長さんとお話をしてきました。
高額のマグロを取り扱う仲卸さんは往々にして厳しい状況にあります。
寿司を食べる環境は、この10年で大きく変わりました。
かつては、家族経営のようなお寿司屋さんに、近所に住む家族が特別な日などに食べに行くといったことが多かったのですが、今はそのような来店はあまり期待できません。
今は、回転ずしで安く手軽に食べるか、たいという方が、繁華街などにあるこぎれいな寿司屋さんに行って、値段は高くてもおいしいものを食べるという二極化が起こっています。
すると、ご近所寿司屋を対象に商売をしていた仲卸さんは、需要の減退とともに沈んでいきます。
一方で、繁華街の寿司屋さんを対象に商売をする仲卸さんは、単価も高く回転も早いので、比較的安定した商売をすることができます。
市井に新しくオープンする寿司屋さんはそのほとんどが後者であり、魚の仕入先は大将と同じ所か知り合いのつてによって選ばれる傾向が強くあります。

昨日お話した仲卸の社長さんは、確固たる商売に対する考え方を持っています。
浜周りといって、魚が上がる港にワンシーズンに一回は必ず顔を出し、仕入先とコミュニケーションを取るようにしています。
また、新しく取引が始まったお寿司さんには必ず顔を出し、その寿司屋さんの立地や店内の雰囲気、板さんの考え方を聞いて、そのお店に合ったような食材を取り揃えていきます。
一般的な商売であれば当たり前のことなのですが、私がお手伝いをしている市場の仲卸さんからは、これまでに一度もこのような話を聞いたことがありませんでした。
念のため確認してみると、このようなことをしているのは、この市場にはほとんどいらっしゃらないようです。

仲卸の全体的な数字はじりじりと下がる一方です。
確かに市況は悪く、回復させる決定的な手立てを見つけることは困難です。
しかし、根本的な商売に対する考え方が甘いのかもしれません。
本来ならば、やってしかるべきことができておらず、業績が下降の一途を辿るのを環境のせいにしているだけにすぎないように感じます。

この事業者さんには、なんとしても頑張ってもらわなければなりません。
そのために、ちょっとでもヒントになるような助言をしたいと思います。


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