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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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1081:【来年の目標ができた】

2013/12/16 (Mon) 06:00
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               日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」 220号
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                 「日経ビジネス2013年12月16日号 no.1720
                『禅と経営~一流が実践する仕事の法則』」より

第二次安倍晋三政権の発足から1年が過ぎようとしています。TPP(環太平洋経済連携協定)、アジア外交、原発、消費増税など難題山積みの中で再登板となった安倍首相のリーダーシップや立ち振る舞いには、結構驚かされています。
体調不良で逃げるように首相の職を辞した第一次政権時とは、雲泥の差です。
正直なところ、この人で本当に大丈夫なのかと心配していたのですが、様々な面でこれまでとは違った雰囲気を醸し出しています。
安倍首相、実は首相の座を譲ってからの5年弱、月に一度は都内の禅寺に通って坐禅を組んでいたのです。
安倍首相が来るたびに立会人を勤めた住職さんは、来た当初はいかにも憔悴しきった様子であった安倍首相が、徐々に健康と自信を取り戻していく様子を見守りました。
「首相が坐禅を通じて何を得たのか、それはご本人でないので分からない」としながらも、後半は座禅中の姿勢もよくなり、生気に溢れているように見えたとのことです。
鎌倉や室町時代、武士層の圧倒的な支持を得て普及した禅は、時代を超えて権力者やビジネスパーソンの心を捉えてきました。とりわけ昨今は、京セラの名誉会長である稲盛和夫会長や米アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズらの影響で、若手から経営者まで幅広い層に多様な形で波及していっています。
禅は、私たちに何をもたらしてくれるのでしょうか。

「経営禅」「早朝禅」「週末禅」など、社会人を対象にした坐禅会というものが盛んに行われています。とりわけ、平日の出勤前や仕事終わりの夜遅めの時間帯などは、首都圏にある禅堂はスーツ姿の男女で埋め尽くされます。
安倍首相が通った全生庵の日曜夕刻の坐禅会に、雑務に追われる合間を縫って参加したシステム系の会社員の方はこう言います。
「理屈の世界で忙しく仕事をしてきた。それとは正反対の世界を知りたくて初体験。すーっと心が落ち着いていく様子に自分でも驚いた」
禅の根本的な考え方である「即今(そっこん)、当処(とうしょ)、自己(じこ)」とは、「今、ここで自分が生きることを大事にする」という意味です。すなわち、先々を追いかけるのではなく、「日々の仕事にきちんと向き合うことが明日につながる」という理念が、変化のスピードの速い現代社会に生きるビジネスパーソンの心を掴んでいるのです。

再建不可能とささやかれた日本航空(JAL)を会長就任から1年で黒字化した京セラ名誉会長の稲盛和夫会長には、禅の教えに通じる独特の経営哲学があります。
稲盛会長は、こう言います。
「企業経営には、権謀術数が不可欠だと感じている人が多いかもしれないが、そういうものはいっさい必要ない。今日一日を一生懸命生きさえすれば、未来は開けてくる。また、正々堂々と人間として正しいやり方を貫けば運命は開けてくると考える」
まさに「即今、当処、自己」です。
禅修業には「作務(さむ)」という概念があります。作務は清掃などの禅僧の日常労働全般を指しますが、江戸時代初期から、農業や商業といった職業労働も坐禅を組むことと同様、修業の一部であると見なされるようになりました。
その意味で日々の労働を通して魂を磨く稲盛流は極めて禅的であり、「仕事=修業」という考え方は、とりわけビジネスパーソンには非常に魅力的に映ります。稲盛会長の経営哲学が経営者に絶大な人気を博すゆえんです。

禅の影響を強く受けた海外の経営者と言えば、まず思い浮かぶのがスティーブ・ジョブズ氏です。亡くなられてもう2年が経ちますが、人気は一向に衰えず、発言録はロングセラーになっています。
ジョブズ氏の発した名言の中には、禅の宗祖である道元禅師の言葉を思わせるものが多いと言われています。
例えば、「ベストを尽くして失敗したら?ベストを尽くしたってことさ」は、道元禅師の「作仏(=悟り)を求めざる行仏(=修業)なり」に重なります。これは、行仏つまり一生懸命に努力する過程にこそ価値があるという考えです。
また、「今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?」は、道元禅師の「人は必ず死ぬもので、今修業しなければいつするのか」を意味するものであり、「即今、当処、自己」でもあります。
米スタンフォード大学の卒業式にゲストで招かれた際のスピーチは、「ハングリーであれ、愚直であれ」で締めくくられました。
これは、精神的にハングリーな状態が続き、結果としてさらに上を目指して愚直に努力することは、禅を通じての修業観であると言えるのです。

ここ2,3年、私はスイミング、ランニング、自転車と体を積極的に動かす「動」に関する新しいことに毎年チャレンジしてきました。
私の場合、仕事においても考えることこそが一番の仕事です。何も考えないことを意識的に避けてきました。どれだけ疲れていても、集中して頭を働かせることができるかが、私の仕事なのです。
坐禅は、その対極にある「静」です。毎日慌ただしく動き回っているだけでは見えない何かに気づくことができるのかもしれません。
調べてみると、私が住んでいる横浜にも、坐禅を体験できるお寺がいくつかあるようです。
来年の目標ができました。月に一度、お寺にいって坐禅を組むことに取り組んでみたいと思います。
果たして、坐禅はその先に何を見せてくれるのでしょうか。

今週の名言:魂をエンカレッジしないと人間はどんどん利己的に動いていってしまう ~ 稲盛和夫


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テーマ : ☆経営のヒント☆ - ジャンル : ビジネス


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