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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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1131:【ワーカーか、レイバーか】

2014/02/10 (Mon) 06:00
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               日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」 228号
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                 「日経ビジネス2014年2月10日号 no.1728
                『働き方革命~超時間労働が日本を救う』」より

働き方には、もっと多様性があってもいいと思います。人生には様々なステージがあって、そのステージごとに時間を使うべき要素は変化します。
今の雇用制度は、あまりにも画一的であり、選択肢が少なすぎます。かつて私がサラリーマンだったころ、こんなことを言われたことがありました。
「子供が生まれたから仕事をする時間を短くします。手が離れたから元に戻らせてくださいだって?そんな都合のいい話、通用するわけないじゃないか」
確かに身も心も会社に捧げてきた人はそう感じるのかもしれません。限られた時間の中で、常に仕事こそが最優先であるということもひとつの考え方であり、生き方です。しかし、それをすべての人に強要しようとすることこそが間違っているのであり、仕事一辺倒も選択肢の一つとして考えることができれば、発展的な議論につながります。
原則は、「ノーワーク、ノーペイ」です。これまで通りの収入を得ながら、「時間だけ短くさせてください」では、手抜きとなります。
完全成果主義であれば、働く時間が短くなろうと、成果を上げれば所得は保証されます。しかし、この働き方はリスクが大きいとともに、日本人にはあまり向かない働き方であると感じています。
近い将来、日本国内における労働力は減少に向かっていきます。既存の労働時間の概念は通用しなくなるのです。

岡山にある中堅アパレル企業の「クロスカンパニー」は、1日4時間や6時間だけ働く217人の女性たちがいます。「短時間正社員」と呼ばれる彼女たちは、全社員の1割を占めます。
この会社の社長さんはこう言います。
「彼女たちがいなければ、今頃倒産していた」
会社の業績が伸び始め売上高100億円を超えようとしていたとき、社員から結婚や出産退職の相談が増え始めました。会社の現状を見つめ直せば、残業も少なくありません。結婚や育児をしながら働けるような仕組みは何一つ用意できていませんでした。
既にマーケティングや商品企画、デザインの要職を女性社員たちが担っています。このままでは、本当に会社が立ち行かなくなってしまいます。そこで社長さんは、「結婚や出産でキャリアを断絶しない会社を作る」と覚悟を決めました。
退職を相談してきた4人の社員を集めて座談会を開き、どんな仕組みがあれば辞めずに済むかを聞いたところ、彼女たちが一様に語ったのは「時間」でした。
「4時間とか6時間なら、姑や旦那に心配かけずに働ける」と言うのです。
そこからひねり出したのが、4時間正社員、6時間正社員です。責任感を持ってもらうために待遇は正社員と同じです。利用しづらい制度にならないように短時間正社員の密着映像を社内で流し、希望を出しやすい空気を醸成していきました。
この制度が継続できるように社員さんたちの意識も高まります。仕事のやり残しが発生すると後を任せられる人の負荷が増し、続かなくなります。以前よりも時間に対する意識が高まり、短時間正社員の生産性はフルタイムより2割ほど高くなっています。

石川県金沢市にある食品メーカー「オハラ」では、大手コンビニエンスストアチェーンから芋のペーストの受注が決まり、喜んで増産体制を敷こうとパート社員の募集をかけたのですが、一向に応募がありませんでした。近隣ではホテル建設が盛んで、若い働き手がそちらに向かっていたのです。
そこで打った奇策が「年齢制限あり。ただし60歳以上限定」というものです。体力面を考慮して時間は朝5時から9時半までの4時間半に設定し、工場周辺の家庭に折り込みチラシをまきました。
結果、予想を上回る応募があったのです。皆、人生経験を積んでいるから常識もありますし、遅刻もなく仕事熱心です。
ここで働く従業員さんの1人はこう言います。
「年寄りだから早起きだし、仲間と働くのは楽しい。体がつらいから夕方までなら応募しなかった」
この結果、オハラでは、芋の取扱量が1年前の2倍に増大しました。

私が、時間の使い方について真剣に考えるようになったのは、中小企業診断士の勉強をし始めた頃です。
仕事をしながら勉強をするうえでのコアタイムは、21時から0時までの3時間でした。このコアタイムを確保するためには、定時以降の仕事が難しくなります。営業職であったので、外に出て仕事をするのが基本なのですが、どうしてもデスクワークも発生します。そこで、日中得意先を回り、帰社後に行っていた残務処理を翌朝早めに出社して片付けることにしたのです。
外出先でも会社にいても18時には仕事を終え、家に向かいます。19時には家に帰り、家族と一緒に食事をとって子供と一緒に風呂に入り、21時きっかりから0時までの3時間、集中して勉強をします。そのかわり、翌朝は5時に起きて7時には出社し、始業の9時までの2時間で残務処理をします。
誰もいないオフィスは快適で、電話も取らずに済むので仕事に集中できます。生産性は格段に上がりました。とはいえ、当時、定時きっかりに上がり、真っ先に会社を後にする主任は、あまり快く思われていなかったことも事実です。
ワークスアプリケーションズのCEO牧野氏は、こう言います。
「米国ではよく『ワーカーとレイバー』という言い方をします。ワーカーは働きたいだけ働き、成果を出すために頑張る人。レイバーは労働時間に対して給料をもらう人。我々が求めるのはワーカーです」
企業によって必要とする労働力は異なります。働き方が画一的であると、本当の欲しいと思う人材を採用できなかったり、頼りにしていた人材が会社を離れてしまったりということが起こります。働き方は、戦略的に考え用意する必要があるのです。
求めるのは、ワーカーですか、レイバーですか。

今週の名言:3週間考えて、30分で書け ~ ウィリアム・バーンバック



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