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プロフィール

栗田 剛志

Author:栗田 剛志
横浜在住の駆け出しコンサルタントです。
真の士(サムライ)を目指して、刀を磨き続けます。
「刀は錆びていないか・・・」
自問自答の日々です。
父親の興した会社を引き継ぎ、世の中の中小・小規模事業者を同士としてサポートしていきます。

営業力強化の支援
マーケティング戦略立案
店舗運営管理
販売員のマネジメント
ロジカルシンキング
を得意とします。

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1160:【明日、売上の半分がぶっ飛んだとしても】

2014/04/21 (Mon) 12:04
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               日経ビジネスに見る「経済先読み・解読」 238号
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                 「日経ビジネス2014年4月21日号 no.1738
               『デジタル敗戦からの再起~カシオ計算機』」より

スポーツでは、ずっと勝ち続けることはできません。常勝と言われたチームもいつの間にか力を落としていき、新たな強豪が台頭してきます。チャンピオンは入れ替わり、新たな面白さが加わってきます。
ビジネスも同様です。順風満帆で売上がずっと拡大し続けることはありません。今は順調にビジネスが進んでいたとしても、環境の変化によってこれまでのような売上を確保できなくなることが当たり前のように起こります。「うちの会社に限ってそんなことは起こらない」なんてことは言えないのです。
もし、今期、みなさんの会社の売上が半分になったらどうしますか。苦戦に追い込まれた時、そのまま沈みゆく企業と、何かしらの手を打って浮上する企業の違いはどこにあるのでしょうか。
今週は、携帯、デジカメ、液晶関連の苦戦で大幅な赤字に転落するも、業績を急回復させた「カシオ計算機」に注目してみます。

「カシオ」と聞いてみなさんはどのような製品を思い浮かべるでしょうか。私は、社会人になって購入したカードタイプの計算機です。営業に配属となり、仕事柄、計算機は常に持ち歩かなければなりませんでした。当時、計算機は会社から支給されました。たしか、キャノン製だったと思います。
いつも持ち歩かなければならない計算機なのですが、時々鞄に入れ忘れ現場で困ることがありました。カシオの計算機は、会社から支給された計算機を忘れてしまい、困って飛び込んだ文房具屋で買ったものです。卓上タイプは、既に持っているので、緊急時用としてカードタイプを選び、システム手帳のカードフォルダーに差し込んでいました。
あとは、Gショックでしょうか。映画「スピード」でキアヌ・リーブスがGショックを付けており、映画のヒットもあって大人気となりました。
その他にも、デジタルカメラ、電子楽器、電子辞書、プロジェクターなどがあります。ちなみに、「カシオ」の正式な社名は、「カシオ計算機株式会社」です。
そのカシオ計算機は、2008年3月期の6230億円をピークに売り上げが減少し、2014年3月期は、およそ半分の3220億円にまで落ち込んでいます。
それでも黒字を維持しているのは、身の丈に合う規模への事業構造の再構築が早急に進められたからです。

今、中国でメチャクチャ売れているデジタルカメラがあります。「自拍神器(ズーパイシェンチー 自分を撮影するのに神様のように優れた機械)」と呼ばれ、大ヒットしています。
360度回転するコの字型のフレームがついており、フレームを手で持って好きな角度を選び、本体レンズを自分の方に向けて撮影できるものです。SNSなどに写真を頻繁に投稿する若者を中心に大ヒットとなっています。
デジカメの開発担当者はこういいます。
「既存カメラの延長ではない新しいカメラを作りたかった」
コンパクトデジタルカメラで一般的なズームをつけないなど、機能を徹底的に絞り込み、自由な持ち方で撮影できる形にこだわりました。肌が実際よりも白く映る「美白モード」や、自分を撮る際にフレーム部分に付いたボタンを押せば撮影できる「フレームシャッター」など、自分撮りに対する細かいニーズに対応しています。
コンパクトデジタルカメラの市場全体は、急速に縮小しています。2013年における世界のコンパクトデジタルカメラ出荷台数は、ピークだった2008年の1億1007万台に比べ、半分以下の4571万台となっています。そのような市場環境の中で、カシオは2014年3月期に出荷台数、販売金額ともに増加させています。
カシオがデジカメ事業の方針を大転換したのは4年前のことです。それまでは、量を追うことで事業規模を拡大する戦略をとっていました。しかし、デジカメ機能がついた携帯電話の普及が進み、コンパクトデジカメの価格が大幅に下落したことで、数を売っても全くと言っていいほど儲からない悲惨な状況に追い込まれました。いつ撤退してもおかしくない状況です。
そこで、カシオ計算機の樫尾社長は、低価格品も手掛けて数を追うのではなく、付加価値を追求する戦略で事業を続けることを選択し、独自性の高い製品を開発することで競合メーカーとの差異化をして生き残る道を目指しました。
デジカメ事業にメスを入れるのと同時に、売上の3割近くを占めていた携帯電話事業をNECと事業統合し、中小型液晶ディスプレー事業も凸版印刷の子会社に移管することで、多額の投資を必要とする液晶関連事業からも事実上撤退しました。
事業を切り離すだけでは活路は見出せません。樫尾社長は悩んだ末に、投資が小規模で済み競合が限られている分野に注力することを決めます。それが、Gショックを中心とした時計事業です。
この分野は新規参入が少なく、新興国でも需要が旺盛です。磁気、圧力、温度センサーを搭載し、包囲や温度、高度などを正確に計測できる新しいモデルを発表したり、カシオの時計を取扱う専門店「Gファクトリー」の世界展開を進めることなどで、ブランド力の強化を進めています。
樫尾社長はこう言います。
「企業は走り続けていないと死んでしまう。つくづく感じるのは、『過去の遺産』で食いつないでいる会社が多いということ。カシオも兄であり会長でもあった樫尾俊雄が発明した時計や楽器、計算機など、20世紀の遺産で現在も食っている。これではダメだ」

私は、独立して6年目に入りました。皆様方のお陰で毎年売上拡大し、十分な利益を出せるようになりましたが、現在の仕事は、約半分の売上を1つの機関に依存しています。こことの契約が終了すると、私の売上は一気に前年の半分に落ち込むこととなります。
結局のところ、誰しもが過去の遺産に依存せず、新しい製品やサービスを生みだし、新しい顧客を見つけていかなければならないのです。それができる力と覚悟さえもっていれば、明日、売上の半分がぶっ飛ぶこととなっても心配はいりません。

今週の名言:諦めは日常的な自殺である ~ バルザック


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